大手商社の経理に転職した元公務員が、転職を考えている人への参考情報・体験談を発信しています!

転職サイトと転職エージェントの違い!公務員はどっちを選ぶべき?

転職活動を行うにあたって、転職サイトを使った方が良いのか、転職エージェントを使った方がよいのか迷うことはありませんか。

私の結論は次のとおりです。

  • 「転職したい!」と決めているなら “転職エージェント”
  • 「まだ迷うなあ」という人は “転職サイト”
筆者
私はハナから「転職したい!」と決めていたのでエージェントを選びました!

押さえておくべきなのは、求職者におけるメリットの違いです。

この記事では、公務員から総合商社の経理に転職した筆者が、転職エージェントと転職サイトそれぞれのメリットをお伝えします。

転職活動のプロセスごとに、それぞれのサービスには様々なメリットがあります。
自分自身が望む転職活動のスタイルと合わせて選びましょう!

転職エージェントの特徴と長所

転職エージェントは、求職者との面談や職務経歴書をもとに、求人の厳選・仲介・アドバイスを行うサービスです。

報酬は企業側が支払う…つまり、求職者側としては無料で仲介サービスを受けられるのが魅力!

さらに、企業との面接の設定、選考に関わる連絡、給与交渉、内定通知まで行ってくれます。

筆者
要は伴走してくれる仲間がいるということ!
転職エージェントのメリットは次のとおり。

効率よく求人を探せる

エージェントでは、面談をもとに、希望に叶う転職先企業の候補を見つけてきてくれます。

自分で探すよりも時短になるのです。

社会人で質の良い求職活動をするなら非常にありがたいサービスです!

筆者
社会人と学生時代とでは、時間の余裕が雲泥の差
効率的に求人を探していきましょう!

非公開の、良い求人の紹介を受けられる

求人情報の中には、転職エージェント経由で受け付けているけれど、転職サイトには載っていない案件もあります。

そういった企業は、大体次のような理由が多いです。

  • 「有名企業で、応募が殺到しすぎて困るから非公開にしている」
  • 「エージェント経由で絞られたところから選考したい」

もしこうした企業に入れた時は、良い待遇が受けられる可能性が高いです。

サポートしてくれる仲間がいる

エージェントのさらなるメリットは、自分が苦手な分野・気づいていない視野のサポートを得られること。

自分の苦手分野…たとえば面接が苦手な場合でも、ある程度の事前情報を仕入れることができます。

また、転職エージェントの存在自体で面接の第一印象が上がることがあります。

●筆者の内定先商社(管理部門系)の人事担当:

管理部門では社員同士の “仕事のしやすさ” も重要なので、履歴書では人柄を図りきれないことがよくあります。
信頼を置いているエージェントから「この候補者、絶対御社と合ってると思うので会ってください!」と言われると、一度会ってみようかなと思いますね。

  • 効率的に転職活動をしたい場合
  • やりたい職種・業種がある程度決まっている場合
  • 面接対策や書類の出来を相談したい場合

転職エージェントの注意点

転職エージェントは、“転職したい人” こそが活用できるサービスです。

申込後~面談までに、自分がどういう職種に就きたいか、何を優先するかをある程度考えておきましょう。

…というのも、エージェントの報酬は、転職成功したときに企業から支払われるものだからです。

それなのに、「私は転職したほうがいいですか?」という “人生相談” をしてしまうと、エージェントとしてはお金にならない話を持ち掛けられていることになります。

なので、エージェントの正しい活用法は次のようになります。

「●●の条件で良い企業があれば転職したいです。(そのほか、私に向いている職種はありますか?)」という転職相談
筆者
もちろん全てを整理しなくていいですが、自分の希望をある程度言葉にできるとスムーズですよ!

転職サイトの特徴と長所

転職サイトは企業がサイトに料金を払って求人を載せ、求職者が自らが応募をするサービスです。

筆者
新卒の就職活動に似ており、なじみのある人も多いと思います!

転職サイトのメリットは次のとおり。

求職者が自分のペースで転職活動を進められる

転職サイト最大の魅力がこれです。

「人からのおすすめではなく自分の足で探したい」という人には、転職エージェントよりも転職サイトのほうが向いています。

その性質上、次のような人には特におすすめです。

  • 条件を絞らず見てみたい人
  • イマイチ踏ん切りは付いてないけど興味はある!という人

求人数が多い

転職サイトのさらなる魅力は、その門扉の広さ

エージェントに紹介してもらうよりも圧倒的に多くの求人を見ることができます。

筆者
「業界を絞りたくない」という人はもちろん、条件の相場を知れるのも魅力です!

オファー制度もある

転職サイトでも、職務経歴書をアップしておけば、企業側からヘッドハンティングのメールが届くことがあります。

転職サイトでもある程度のマッチ度を求める人や、自分に合った求人を見逃してしまう不安がある人は、リクナビNEXTのようにオファーが届くサービスを利用するのも良いでしょう。

  • 自分自身のペースのみで活動したい場合
  • すでに周りに相談できる仲間がいる場合
  • 特定の職種・業界に絞らず見てみたい場合

転職サイトの注意点

転職サイトの注意点として、まず企業研究は自分で行う必要があります。

転職サイトの企業ページは表面的な情報しか書かれていません。

その業界の特徴や、企業の雰囲気については自分で調べていく必要があります。

筆者
企業探しだけでなく、業界の動向を知ることも大切!

また、転職サイトはとにかく情報量が多く、情報の波に呑まれやすいです。

エージェントがいない分、自分で必要のない求人を取り分けていく必要があります。

筆者
新卒で就職活動をしていたなら分かると思うけど、転職サイトの情報量は本当に多い…!

筆者的には、転職したいなら「転職エージェント」がおすすめ

私は、転職したいのならエージェントをおすすめします。

転職エージェントを使ったほうがいい理由は「時短」になるから。

良い求人を見つけるのも、魅力的な応募書類を書くのも、一人だと膨大な時間がかかります。

しかし転職エージェントを活用すれば、何百人もの書類を見てきたプロの指導を受けながら、転職活動することができます。

結果『転職活動のクオリティ』に圧倒的な差が生まれるのです。

筆者
エージェントはサービス!
“有効活用”するつもりで、うまく力を借りましょう!

転職エージェントのデメリットとして、転職意欲がないと十分なサービスを受けられない求人数が比較的少ない、ことが挙げられます。

しかし、サイトにせよエージェントにせよ環境を決めるのは自分自身です。

求人は確かに転職サイトと比べると少ないですが、まずはエージェントで厳選された求人を探してみて、見つからなかったら転職サイトにも手を伸ばしてみるといいのではないかと思います。

転職エージェントの選び方

公務員からのおすすめ転職エージェントについては、こちらにまとめてあります。

良かったら見てみてください!

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筆者
ちなみに私は「MS-JAPAN」で転職を成功させています。
管理部門に興味があればぜひ登録してみてください!

まとめ:自分の転職活動のスタイルと合わせて選ぼう!

この記事では、公務員から総合商社の経理に転職した筆者が、転職エージェントと転職サイトそれぞれのメリットをお伝えしました。

押さえておくべきなのは、求職者におけるメリットの違い

そして、自分の転職意欲としてどちらが合っているか、です。

筆者
自分自身の本気度に合わせて、ぜひ良いサービスを選んでいってくださいね!