転職活動で一番の壁になるのが「面接」です。
特に公務員からの転職では、採用担当者から「指示待ちではないか?」「柔軟に対応できないのでは?」といった先入観を持たれていないか…
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
でも安心してください。
自分の経験や姿勢をポジティブに伝えられれば、そんな先入観があってもきれいに払拭できます。
むしろ、公務員として培った力が強みになる場面も多いのです。
私自身も、公務員から大手企業の経理部門へ転職しました。
元公務員だからこそ思いますが、公務員から民間に行って活躍できる人は大勢います!
この記事では、私自身の体験を踏まえ、公務員が面接で見られるポイントや、採用担当者の先入観を打ち破るコツを解説します。
さらに、面接対策を強力にサポートしてくれる転職エージェントも紹介します。
「面接が不安でなかなか転職活動に踏み出せない…」という方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください!
採用担当者が公務員に対して抱く先入観
公務員の転職面接で、実際にチェックされやすいポイントを先にお伝えします。
能動的に動けるか?
採用担当者が最も気にするのは、「自分で動ける人かどうか」「指示待ちではないか」という点です。
「自己紹介でお話しされていた業務の中で、アピールできる経験はありますか?」 →オブラートに包まれていますが、要は「主体的に考えて成果を出したことがあるかどうか」を問われていました。
公務員には「決められた仕事を淡々とこなすだけ」というイメージが付きまといがちです。
そのため実際の面接でも、「主体性を持って行動できるか」「周囲の状況を見て動けるか」が確認されます。
コミュニケーション力はある?
次に採用担当者が気にするのは、「職場でスムーズにやり取りできる人かどうか」です。
雑談などのコミュ力ではないので安心してください。(雑談は私も苦手笑)
企業が知りたいのは、次のような点です。
- 相手の意図をきちんと理解できるか
- 場合によっては、相手が言葉にしきれない部分まで汲み取れるか
もしかしたら、公務員の杓子定規な仕事に疲れている人こそ、得意な部分かもしれませんね!
考え方が固くないか?
公務員は規定に則って仕事をする職業なので、「融通が利かないのでは?」と思われやすいようです。
(by私の担当エージェントさん)
でも実際には、公務員でも状況に合わせて判断することも多く、事務提要によらず柔軟に対応している人はたくさんいますよね。
「守るべきルール」と「柔軟な行動」の線引きを自分の中で考えておくとよいかもしれません。
公務員経験を強みに変える面接のコツ!
エピソードで打破する
こうした採用担当者の先入観を打ち破るには、具体的なエピソードを交えて伝えるのが効果的です。
もしあなたの仕事で、次のような経験があれば、エピソードとして話すと良いでしょう。
- 自分で計画を立てて業務を進めた
- 上司の期待を先回りして理解し、それ以上の成果を出した
- 新しい方法を提案して業務改善につなげた
こうした事例は、「能動性」「意図を読む力」「考え方の柔らかさ」といった要素をアピールでき、相手に良い印象を植え付ける材料になります!
筆者のエピソード
たとえば私の場合、公務員時代の最後のほうは「機動担当」という部署におり、他部署の支援に入る機会が多くありました。
月ごとに支援先部署が変わる中、素早く業務を把握し、まずはスピードを持って仕事をすることで、支援先の方々から「この人はしっかりやってくれる人だ」と信頼を得ていました。
その後で、事務が滞る原因をヒアリングして報告につなげたり、
未経験の業務を学ばせてもらって自分のスキルアップを図ったりと、相手にとっても自分にとってもより良い仕事につなげていきました。
異なる環境でも業務に貢献したことをアピールしました!
相手の求めていることを読み取ったりする力が、面接突破につながったと思っています!
面接対策にエージェントを活用する
孤独な転職活動では、転職エージェントが心強い味方になります。
エージェントを通じて応募することで、自分と志望業界との相性や、企業がどんな人材を求めているかを事前に知ることができます。
想定質問の傾向や回答の添削も受けられます。
特に、公務員からの転職では「自分の経験をどう民間向けに翻訳するか」が重要です。
この点も、エージェントならあなたの経歴をもとに具体的な言い換え方を提案してくれます。
面接に不安を感じている方は、エージェントのサポートをうまく活用してみましょう。
一人で挑むよりも効率的で、安心して面接に臨めます!
面接を強化したいなら「JACリクルートメント」が一番おすすめ
JACリクルートメントは、面接対策のサポートが非常に充実している転職エージェントです。
その理由は、企業と求職者の双方を一人のコンサルタントが担当する「両面型」の体制にあります。
コンサルタントが企業の人事担当者と直接やり取りをしているため、
「どんな人材を求めているのか」「面接で何を重視しているのか」をリアルに把握しているのです。
中でも一番ありがたいのは、応募企業ごとの「独自の対策」が受けられること。
たとえば「この業界ではこういう質問が多い」「この企業の求めるタイプはこんな人」といった情報を事前に教えてもらえるのです。
これは、企業と求職者を同じ担当者がつなぐJACリクルートメントだからこそ実現できる強みです。
●実際にJACリクルートメントが聴取してくれた面接質問事項:
- あなたの強み、弱み
- 現在の仕事であなたの強みを発揮できた経験を教えてほしい
- 希望職種(自分の場合、経理)の将来性をどう考えているか?
- 企業に入った後のキャリアプランはどう描いているか
- (志望理由の深掘り)その企業に入ることで叶えられるのか
その分、中身の詰まった情報が得られておすすめです!
まとめ|自分の経験をうまく伝えて、良い印象を与えよう!
公務員だからといって、面接で尻込みする必要はありません。
公務員の経験の中にも、アピールできるポイントはたくさんあります!
そしてこれらは伝え方次第。
「自分で考えて動いた経験」や「人との連携で成果を出した経験」など、
具体的なエピソードを交えて伝えることで、ポジティブな印象を与えられます。
もし面接での受け答えに不安があるなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
特にJACリクルートメントは企業とのつながりが強く、
「どんな話が響くか」「どんな人材が求められているか」を具体的に教えてくれます。
「自分、そんな大したことしてないけど…」という人も絶対大丈夫。
大切なのは、規模ではなく、「自分の強みをどう伝えるか」です。
しっかり準備して満足いく面接ができれば、きっと新しいキャリアへの扉が開きます!