大手商社の経理に転職した元公務員が、転職を考えている人への参考情報・体験談を発信しています!

公務員の転職は難しくない!不安を解消するコツとキャリアアップの道

悩んでいるなら、やったほうがいい。

これが「公務員の転職は難しいのでは?」と不安に感じている人への、私の答えです。

確かに、公務員の転職はハードルが高いように見えるかもしれません。
採用担当者からは「指示待ちで消極的なのでは」と誤解されることもあります。
一方で、自分自身も「外の世界で通用するのだろうか」と不安になりがちです。

でも安心してください。
公務員というキャリアは「弱点」ではなく、それだけで転職活動で不利になるわけではありません。
実際に活動してみると、思っているほど難しくはないのです。

大切なのは、サポートを受けながら、職種と企業をしっかり選ぶこと。
そうすれば、元公務員ならではの「強み」を活かして、新しい職場でのキャリアアップにつながります。

筆者
実際に転職した私が言いますが、公務員も民間の人も、働いてみれば変わらないです!

この記事では、公務員の転職が「難しい」と言われる理由を整理し、どう乗り越えるかの対策を解説します。
さらに、転職エージェントを上手に活用する方法も紹介するので、安心して次のキャリアに進むきっかけにしてください。

公務員の転職はなぜ難しいと言われるのか

理由1: 採用担当者の先入観

公務員と聞くと、「自分から動かず、指示待ちになりがち」「利益追求の意識が低いのでは」といった先入観を持たれることがあります。

筆者
実際にはそうでなくても、採用側の印象に影響を与えるのは事実です。

たしかに民間から見れば、公務員は「利益を追求する意識が薄い」と思われても無理はありません。
実際、利益を直接求めることはないですしね。

しかし、中で働く個人の立場からすると、少し理不尽です。

利益を求めてはいなくても、「限られた時間で業務量を最大化しなければならない」点は民間と変わりません。
(むしろそうしないと、目の前で接している方に怒られてしまいますよね)

むしろ昨今の公務員の業務量を考えれば、このマインドは民間よりも強いと思います。

だからこそ、自己PRなどで先入観を払拭するのが大切!
「責任を持って動ける人材である」ことをしっかり伝える必要があります。

筆者
自分の経験を上手くアピールして、誤解を解くのがポイントです!

理由2: 公務員は明確な「成果」を伝えにくい

民間企業では「営業目標を達成した」「売上を〇%伸ばした」といったように、成果を数値で分かりやすく示せる場合が多いです。

これに対して、公務員は業務の性質上「数字で評価できる成果」が少なく、「何を実績としてアピールすればいいのか分からない」と悩む方が多いです。

筆者
私自身も転職活動を始めた当初、「公務員の経験ってどうアピールすればいいの?」と迷いました。

確かに分かりやすい指標は少ないかもしれません。

でも、成果は営業成績の数字だけではありません。
公務員の仕事にも「改善」「効率化」「満足度向上」などの成果は必ず存在します。

成果の伝え方こそ、転職活動での大きなカギになります!

筆者
「伝えられる成果の見極め」と「どう伝えるか」が非常に重要です!

理由3: イマイチ踏み切れない

「公務員は安定しているから辞めるのが怖い」――この気持ちはとても自然です。

実際、公務員はよほどのことがない限り解雇されることもなく、生活基盤としての安心感は大きいものです。
そのため、一歩を踏み出せない人が多いのも事実です。

しかし、考えておきたいのは「その環境にこの先も数十年耐えられるか」。

  • 狭い組織の中で、噂のヤバい上司が異動してきたらどうするのか
  • 今やりがいを感じていない人は、この先もずっと同じまま耐えられるのか

さらに、公務員は続けるほど転職の選択肢が狭まっていきます。
長く続けるほど「環境から逃げられなくなる」のです。

「不満はあるけど怖い」という人へ、転職活動そのものはノーリスクです。
やってみて合わなければ、元の生活に戻ることもできます。

筆者
動き出すことが未来への第一歩!

公務員が転職で成功するための対策

これまで紹介したような課題も、実は「準備」と「工夫」で乗り越えることができます。
ここでは、公務員からの転職を成功に導くための具体的な対策を紹介します。

職種を厳選する

転職成功の大きなカギは「職種の厳選」です。

今の自分の業務内容を受け入れてくれそうな職種を探しましょう。
転職も成功しやすくなるし、転職後も強みを発揮できます。

  • 市民税課や国税、事務職で働いていた → 経理会計事務所など
  • 業者対応や発注業務が多かった → 営業事務SEなど

まずは「今の職場でどんな経験をしてきたのか」「何に不満を感じているのか(やりがい、仕事内容、働き方)」を整理しましょう。
そのうえで、自分に合った職種を見極めることが大切です。

筆者
私は元国税で、数字は好きだったけれど、閉鎖的な風土・キャリアの狭さに不満がありました。
そこで、よりキャリアの幅が広がる経理を選択しました!

畑違いの職種に挑戦することも出来なくはないけれど、難易度は高いです。
「なぜやりたいのか」という動機をしっかりエージェントと相談しましょう。

アピールポイントを明確にする

自己PRでは、公務員時代の業務を「成果」として言い換える工夫が必要です。

今も働いている方は、自分の業務のなかで少しでもアピールできるポイントがないか探しておきましょう。
のちの面接対策で必ず役立ちます。

・ 書類処理を効率化して処理件数を増やした

・ 取り組みを工夫した結果、来庁者アンケートで満足度が向上した

・ 年度目標に合わせて〇〇%の改善を達成した

こうした事例は、民間でも評価される立派な成果です。

大切なのは「課題に対してどう取り組み、どんな成果につながったのか」を具体的に示すこと。
公務員への先入観を払拭し、自分の強みを伝えることができます。

筆者
私は、このポイントをエージェントの方と相談して乗り切りました!

エージェントの活用

公務員からの転職を考えるなら、転職エージェントをうまく活用することをおすすめします。

転職エージェントは、経歴書と面談を通じて、求人を厳選して紹介してくれます。
時間のない社会人にとって大きな利点です。

また、自己分析職種選びに行き詰まったときでも、客観的な視点でアドバイスをもらえるので心強い存在です。

筆者
私は「会計事務所or経理のどちらが良いか」「成果の言い換え」において、エージェントにとても助けられました!

・ 面談結果をもとに、先方で求人を厳選してくれる

・ 書類添削面接対策の相談ができる

・ 一人で悩みがちな転職活動を伴走してくれる

良い求人を紹介してもらうには、性格や適性、今の仕事への不満などを見極めてもらうのが大切です。
仕事の愚痴ばかり言わないように注意しましょう!

おすすめの転職エージェント

  • MS-Japan:管理部門・士業に特化したエージェント。

経理や会計など「数字を扱う仕事」に挑戦したい元公務員にぴったりです。

筆者
私自身もこのエージェントで大手企業の経理に転職しました!
  • JACリクルートメント:キャリアアップ・収入アップに特化したエージェント。

紹介される求人は少ない一方、厳選されたものが届きます。
数年~10年以上の経歴があって、業務実績の多い人に向いています!

  • マイナビエージェント:20〜30代の転職に強いエージェント。

若手ならではの悩みやキャリア相談に対応してくれます。
若い人で転職したい意志があればぜひ応募してみましょう!

まとめ|公務員の転職は「難しい」よりも「やり方次第」

公務員の転職は「難しい」と言われがちですが、その多くは先入観不安によるものです。
やり方と準備で十分に乗り越えられます!

  • 経験が活かせる職種を選ぶ
  • 公務員の仕事を「成果」としてうまく伝える
  • 転職エージェントを活用してこれらのサポートを得る

こうした取り組みを進めれば、公務員の強みを活かしつつ、さらにキャリアアップできます!

「公務員だから転職って難しいんじゃない…?」と悩んでいる方も、
正しく一歩を踏み出せば、新しい道は必ず開けます!

筆者
ぜひ明るい未来を掴んでください!