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【体験談】公務員を辞めたいと思った理由3選!

わかっている。安定しているのも、世間的には「もったいない」と言われるのも。

でも──それでもムリ!耐えられない!

公務員を辞めたいと周囲に相談すると、
「せっかく採用されたのに」
「安定した身分を手放すなんて…」
といった言葉が返ってきやすいものです。

筆者
頭では理解しているけれど、心が限界に近づいているとき、その言葉はかえって苦しく感じますよね…

筆者である私は、10年超勤めた公務員時代の後半は、ほぼ毎日「もう辞めたい」と思っていました(笑)

その経験から痛感したのは、辞めたい理由=退職理由を明確にすることは、非常に重要だということ。

転職活動の方向性を決めるためにも、今の職場を続けるかの判断材料としても。

この記事では、実際に民間へ転職した筆者が「公務員を辞めたいと思った理由3つ」をリアルに紹介します。
公務員として働き続けるメリット・デメリット、そしてどう行動すべきか悩んでいる方の背中を少しだけ押せる内容になれば幸いです。

①公務員を辞めたい理由1:働かない人が多く、職場の空気に耐えられなくなる

公務員の職場には、“働かないおじさん”の比率が明らかに高いと感じていました。

私が公務員10年ちょっとで見てきた働かないおじさんは、次のとおり。

  • 雨の日だけ必ず「足が痛い」と言って休む人
    (その割には普段の退勤歩くの早いじゃん)
  • 異動が決まると、異動日まで2週間丸ごと来なくなる人
    (いや気持ちは分かるけど!!フリーランスじゃないんだから!)
  • 1時間に1回タバコ休憩に行く人
    (朝8:30に来て8:45にタバコ行くのなんで?(´・ω・`))
筆者
雨の日に好きに休めるなら僕だって休むわ!!!!

結果として、真面目な職員ほど負担が増え、モチベーションが削られていきます。

人は環境に影響される生き物です。やる気のない空気に長く浸かっていると、自分自身の意欲まで薄れていきます。

そして、残酷なことに環境は自分では変えられず、自分が別の環境に移るしかありません。

もしあなたがこういった環境に嫌気が差しているなら、環境を移す選択肢を持つこと自体が大切だと思います。

②公務員を辞めたい理由2:やりがいを感じにくいワークスタイル

公務員の業務は「誰かのために働く仕事」という印象がある一方で、
実際には成果が見えにくく、直接的なやりがいを得られない場面が多いです。

筆者
これは仕事柄、仕方ないのですが、
「仕事のための仕事が多い」
「一人で頑張っても成果が出にくい」
と感じますよね!

さらに、人員削減が進む中で、マクロ視点での効率化ばかり求められ、現場の声が届きにくい構造は変わりません。
「もっと工夫できるのに」「変わらないのは分かっているけどつらい」──

巨大な縦割り組織だからこそ、自分がやっている仕事と、組織全体との乖離を感じやすいのです。

③公務員を辞めたい理由3:年功序列という“呪いの制度”

年功序列は一見“安定”のように見えますが、実際には努力しても大きく報われない制度です。

どれだけ成果を出しても昇給幅はごくわずかで、逆に責任の重い部署へ回されることも珍しくありません。

その一方で、働かない職員も同じペースで昇給していくため、真面目な職員ほど疲弊していきます。

また、「一定の昇給が保証されているから民間へ行くのが怖い」という心理(損失回避性)も生まれます。
これが、若手が身動きできなくなり、やる気を失う大きな原因になります。

副業も禁止されている

さらに大きなデメリットは、副業が禁止されていること。

民間では副業で収入を広げる人が増える中、公務員は収入源が一本に固定されてしまいます。

筆者
収入の柱がこの職場一本に依存しているって、本当に「安定」と言えるのでしょうか?

私はこの年功序列制度から抜け出したことで、年収もやる気も大きく改善しました。
制度に縛られない働き方を選ぶことは、人生にとって大きなプラスだと断言できます。

「辞めたい」と思っているなら、転職活動を始めてみる価値はある

「転職」と聞くと大げさに思えますが、実際は10回以上転職する業界もあるほど、働き方は多様化しています。

公務員のように“同じ職場に長くいることが当たり前”という価値観から離れてみると、転職は特別な行為ではありません。

大事なのは、いきなり辞めることではなく、情報収集という軽い一歩から始めることです。
市場価値を知る、働き方の選択肢を知るだけでも、心がかなり楽になります。

筆者
私自身も転職活動を通じて「自分にはこんな選択肢があるのか」と驚きました!
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筆者
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まとめ

公務員を辞めたいと感じる理由は、職場の空気、やりがいの感じにくさ、年収が上がらない制度など…個人の努力では変えにくいものがほとんどです。

だからこそ、辞めたいと感じるのは自然な反応であり、決して甘えではありません。

もし今の環境に限界を感じているなら、まずは小さな一歩として転職活動を始めてみることをおすすめします。

筆者
情報収集をするだけでも心が軽くなり、働き方の選択肢も広がります!

不安な人も、転職エージェントを利用すれば一人で進める必要はありません。

自分の人生をより良いものにするために、できることから少しずつ動いてみてください。

あなたに合った働き方は必ず見つかります!!

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