- 転職面接って新卒の面接と何が違うの?
- どういうことを求められるんだろう?
転職面接では、主に現職の仕事内容や、自分の経歴、長所を聞かれます。
これらについては、対策はあまり要らないと思います。
しかし一方で、答えづらい質問もやはり出てきます。
答えづらい質問の例:
- なぜ現職を辞めようと思った?
- 希望する勤務条件は何?
おそらく、転職する人の多くは、これらに「うしろめたい理由」を感じている人もいるかもしれません。
でも、それはみんな同じです!
いかにその不満をポジティブに捉えて、新しい職場へアピールできるかが勝負です。
これらをはじめ、答えづらい質問に対しては、自分の中で整理を付けておきましょう。
この記事では、実際に私が転職面接において、「印象に残った質問」「対策が必要な質問」を4つ紹介します。
さらに、面接対策の根本にある “もっと大事なこと” もお伝えするのでぜひ見てください!
【対策必須の質問1】現職に対して思うこと系

この質問、実は私が転職活動をしていた時にすべての企業で聞かれました。
こういう「転職理由」系の質問を通して、採用側が知ろうとしていることは下記のとおり。
「求職者が採用後すぐにやめずに長期間勤務できる人材なのか」
「会社と応募者の相性チェック」
結論から言うと、現職の不満は伝えてOKです。
ただし条件があり、それが「まっとうなものである」「転職したら解決できる」必要があります。
現職では、国税専門官としてさまざまな個人・企業の決算書や申告内容を見てきました。
完成された決算内容を見て監査する仕事はとても勉強になった一方、自分自身が財務・経理に携わり、良い決算を作ることも魅力に感じました。
企業内部を円滑に回し、株主への情報提供もできる生産性の高さ、そしてキャリアの深さが素敵だと思いました。
×伝えるとまずい理由例:上司への不満・人間関係のトラブル
これらはネガティブな印象を与えてしまうので避けましょう!
【対策必須の質問2】逆質問系

これも必ずといっていいほど聞かれます。
基本的には下記のポイントを意識して回答します。
・面接官に合わせた質問をする
・前向きな質問をする(キャリアなど)
・御社に入社した場合はどのような流れで実務経験を積んでいくことになるでしょうか?
・私のような転職者で活躍されている方はどのようなキャリアを歩んでいますか?
【対策必須の質問3】勤務条件に関する質問

– 転職にあたり一番大事にしている条件はなんですか? –
この質問は、「求職者の求めることと企業の勤務条件にミスマッチがないかどうか」を聞かれています。
「年収」については答えづらいかもしれません。
しかし、まったく未経験でない限り、自分を犠牲にしないようにしましょう。
素直な回答をして、それが会社の給与水準に合うか委ねるほうがいいです。
どのみち、社内の給与規定や現社員の給与とのバランスで決まることが多いです!
自分を安売りしないように!!
現在の年収は500万円で、同等レベルの年収を希望とさせていただきます。
未経験の面もありますが、現職での経験も活かして「促成栽培」で貢献したいと思っているからです。
また、「自分が大事にしている条件は何?」に対しては、
「自分の強みが生かせること」を模範解答とするのがgoodです。
本音では勤務地・年収・会社の将来性などが転職の条件かもしれません。
しかし、これらの要素は転勤や会社の業績によって一気に変わります。
それよりも、変わることのない「自分の強み」が会社にマッチしているとアピールできれば、面接官から好印象となります!
【対策必須の質問4】業界に関する質問

– 他社ではなく当社を志望するのはなぜですか? –
この質問の対策は、面接の前段階である「業界選び」にあります。
自分の転職希望先にスジが通っているほど、この質問は答えやすいです。
逆にあまり明確な答えが出ない人は、転職理由自体を見つめ直した方がいいかもしれません。
大事なことは面接対策の前に「業界選び」!
先ほどの質問でも伝えましたが、面接対策において、事前の業界・業種選びがとても大切です!
面接質問の多くは、自分の適性に合う業種を選ぶことで対策可能です。
なので、自分の強み・経験をストレートに活かしやすいところを選びましょう!
それに、企業は「有効に活かせそうな人材」を採用したがっています。
大量採用している新卒と違って、求職者の強みと企業の求める人材が近しい人を採用したいのです。
(ポテンシャル採用の場合は若干これが薄まりますが)
これらを意識できた人は結局転職後の満足度も高いと思います!
まとめ|適性のある業界を選んでから面接対策もしっかりしよう
転職面接では、次の2つが大切です!
- 自分の適性のある業界・職種をしっかり選ぶ
- 答えづらい質問について対策する